2013-12-06 第185回国会 参議院 本会議 第13号
十一月八日の参議院本会議において、国家安全保障会議設置法案が審議入りし、同日、委員会においても趣旨説明を行うことを合意していたものの、当日の理事会協議において、与野党の議運、国対間で合意していた要求大臣に森まさこ大臣も加えることを与党理事が受け入れず、その後のやり取りの中で、なぜか中川委員長は委員会を散会してしまいました。
十一月八日の参議院本会議において、国家安全保障会議設置法案が審議入りし、同日、委員会においても趣旨説明を行うことを合意していたものの、当日の理事会協議において、与野党の議運、国対間で合意していた要求大臣に森まさこ大臣も加えることを与党理事が受け入れず、その後のやり取りの中で、なぜか中川委員長は委員会を散会してしまいました。
それは、本来官房長官が直接担当すべき法案であるにもかかわらず、国家安全保障会議設置法案とこの秘密保護法案の二法案を短い会期の今国会で強引に成立させようとし、別に答弁用大臣を立てて審議のスピードアップを狙ったからであります。この点で最も厳しく問われるべきは、森さんを担当大臣に任命した安倍総理の任命責任であります。 しかし、森大臣の特別委員会における答弁も余りにもひどかった。
この間、政府・与党は、国家戦略特区法案を重要法案と位置付けながら、一方で、本来内閣委員会で審議すべきが筋である国家安全保障会議設置法案と特定秘密保護法案を強行するために特別委員会を設置し、内閣委員会と並行して特別委員会の開会をごり押ししてきました。
日本版NSCの創設を目指す今回の国家安全保障会議設置法案は、激動する国際情勢の中で、的確な国家戦略を打ち出し、国民の平和と繁栄を確保するというみんなの党の主張に沿ったものと言えます。 そして、この新たな仕組みを機能させる血液のような重要なものが情報です。
○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、国家安全保障会議設置法案に反対の討論を行います。 本法案によって設置される日本版NSCは、日本の外交・安全保障の司令塔だとされますが、検討されている国家安全保障戦略や防衛大綱の見直しの中身を見れば、首相の下に戦争、軍拡の司令塔をつくるものにほかなりません。
○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、国家安全保障会議設置法案に反対の立場から討論を行います。 本法案によって設置される日本版NSCは日本の外交・安全保障の司令塔だとされますが、検討されている国家安全保障戦略の中身を見れば、首相の下に戦争、軍拡の司令塔をつくろうとするものです。
今国会で提出をされております国家安全保障会議設置法案及び国家公務員法等の改正法案が成立いたしまして、国家安全保障局と内閣人事局という二つの局が設置されることになる暁には、その機能を十全に発揮するために、所要の体制の整備が新たに必要になるわけでございます。
国家安全保障会議設置法案につきましては、六年前の第一次安倍内閣でも同じような法案が提案をされていたわけであります。残念ながら、このときは審議に入ることなく廃案となっております。今回は、衆議院において、自民、公明のほか、民主、みんな、それから維新の賛同を得て衆議院を通過して、参議院に送られてまいりました。
このために今回の二つの法案、一つは国家安全保障会議設置法案、それからもう一つは現在衆議院で審議をしている特定秘密保護法案、これが提出されたんだろうと思っております。 私も、国民の生命、財産を守ること、それから国の安全保障政策を確実に進めることの大切さは理解しております。しかし、今回のこの二つの法案なんですが、それにしても疑問点あるいは問題点が山のようにあると思います。
自民党政調で今回私、内閣部会の部会長として、この所管であります国家安全保障会議設置法案と特定秘密保護法案について審議をさせていただきたいと存じます。 最近のこの審議を伺っておりますと、国家安全保障会議の組織論につきましてはかなり議論が深まっているというふうに認識をいたしました。
○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表し、国家安全保障会議設置法案に反対の討論を行います。(拍手) 本法案は、単に、官邸の司令塔機能の強化にとどまるものではありません。
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、国家安全保障会議設置法案に反対の討論を行います。 本法案は、現行の安全保障会議にかえて、日本版の国家安全保障会議、NSCを設置するものです。 重大なことは、政府が、NSCと秘密保護法を一体とし、その上、集団的自衛権の行使までできるようにしようとしていることです。
国家安全保障会議設置法案について、総理に質問をいたします。 法案は、アメリカやイギリスに倣って、日本版の国家安全保障会議、NSCをつくるものです。NSCでアメリカなどと機密情報を共有する、こう言っておられます。なぜアメリカと情報の共有なのか。 イラク戦争を思い出していただきたいと思います。
この国家安全保障会議設置法案、この間も審議が進められておるわけであります。国の安全、国の、世界の平和をつくっていく、非常に重要なことであり、こうしたことに対して、政府として、国一体となって対応していく、そのためのきちっとした機関をつくっていく、このことは大変に重要なことだ、こういうふうに思っておるわけであります。
○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表して、国家安全保障会議設置法案について質問をいたします。(拍手) 本法案は、現行の安全保障会議を国家安全保障会議に衣がえするものであります。 アメリカやイギリスに倣い、日本版の国家安全保障会議、NSCをつくるといいますが、なぜそのようなことが必要なのですか。世界各地の紛争に軍事介入を繰り返してきた米英のように日本もなろうというのですか。
国家安全保障会議設置法案は、前国会、内閣委員会に付託されております。その法案を内閣委員会から取り上げて、新設の国家安保特につけかえようとしているのも、乱暴であります。 自民党が昨年七月に公表した国家安全保障基本法案(概要)によれば、集団的自衛権の行使を前提に、米国との安全保障政策上の緊密な連携を図るための国家組織として国家安全保障会議を位置づけ、それと一体で秘密保護法の制定を明記しています。